【過去問解説(経済学)】H28 第21問 生産関数

今日は経済学のH28第21問について解説します。

H28 経済学 第21問

 

解説

この問題は生産関数を利潤関数の関係を問う応用論点です。生産関数について詳細はまとめシートの解説を参照してください。

生産関数とは、投入要素Lと生産量F(L)の関係性を示すもので、上に凸の曲線の場合は生産が増えると限界生産性が低下する収穫逓減を示します。利潤潤最大化については、時給など生産要素1単位あたりの必要な価格を価格要素wといい、生産に掛かる費用は投入要素L×価格要素wの積Lwとなり、限界生産物価値=要素価格となる投入量となります。

ー方の利潤関数は設問にy=π/p+w/p xとなっているので、傾きは生産要素÷販売価格になります。生産において、接線の傾きは限界生産性を示すので、利益の最大化を実現する要素投入量において限界生産性を示すのは、両グラフの接する図Cと考えられます。

以上から、正解は選択肢ウとなります。

 

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