【過去問解説(財務・会計)】H27 第4問 剰余金の配当

今日は財務・会計のH27第4問について解説します。

H27 財務・会計 第4問

株主総会の決議により、その他資本剰余金を取り崩して 600,000円配当することにした。なお、資本金は 4,000,000円、準備金の合計は 950,000円である。このとき積み立てるべき準備金の種類と金額の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

【準備金の種類】
a 資本準備金
b 利益準備金

【金額】
c 50,000 円
d 60,000 円

[解答群]
ア aとc
イ aとd
ウ bとc
エ bとd

解説

剰余金の配当に関する問題です。

剰余金(じょうよきん)とは、商法(会社法)、会計上の用語で、純資産から、資本金、資本準備金を控除した金額で、分配可能額算定の基礎となります。

ここで必要な会計知識は以下の二つです。

ルール1.資本剰余金と利益剰余金の混同の禁止

ルール2.配当金を支払う場合には次のうちいずれか小さい方の金額を準備金として積み立てる。

ルール2については、まとめシートでも以下のように紹介していましたね。

ルール2よりルール1より
その他資本剰余金から積み立てる準備金は「a 資本準備金」となります。

配当金の支払額600,000×1/10=60,000-①
資本金4,000,000×1/4-950,000=50,000-②

②<①であることから、「c 50,000 円」となります。

以上から、正解は選択肢アです。

 

◆ブログ村参加しています◆
気に入っていただけたら、クリックお願いします!
にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ

2021年度版まとめシート好評発売中!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


プロフィール

中小企業診断士一次試験テキスト「一目でわかる!覚えてしまう!中小企業診断士一次試験 一発合格まとめシート」著者によるブログです。
「まとめシート」の知識を使った過去問解説や、「まとめシート」に関する情報を発信していきます。

◆ブログ村参加しています◆
気に入っていただけたら、クリックお願いします!
にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ