【過去問解説(財務・会計)】R2 第7問 リース会計

今日は財務・会計のR2第7問について解説します。

R2 財務・会計 第7問

リース取引の借手側の会計処理と開示に関する記述として、最も不適切なものはどれか。
ア オペレーティング・リース取引については、通常の賃貸借取引にかかる方法に準じて会計処理を行う。
イ オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものにかかる未経過リース料は、原則として注記する。
ウ ファイナンス・リース取引にかかるリース債務は、支払期限にかかわらず、固定負債に属するものとする。
エ ファイナンス・リース取引にかかるリース資産は、原則としてその内容および減価償却の方法を注記する。

解説

リース会計に関する理論問題で日商簿記2級程度の会計知識を問われています。
不適切な選択肢を選ぶ問題です。

選択肢アは、 オペレーティング・リース取引は賃貸借契約準じた会計処理を行います。
よって、○と判断できます。

選択肢イは、リース期間中の中途解約が禁止のオペレーティングリース取引の表示は、解約不能期間中の未経過リース料を1年以内・1年超に区分して注記が必要です。
よって、○と判断できます。

選択肢ウは、ファイナンスリースで計上するリース債務のうち1年以内の支払期限の債務は流動負債に計上します。
よって、×と判断できます。

選択肢エは、 ファイナンス・リース取引の表示では、リース資産の内容(主な資産の種類等)及び減価償却の方法を注記します。
よって、○と判断できます。

以上から、正解は選択肢ウです。

 

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