【過去問解説(財務会計)】R3 第14問 資金調達

今日は財務会計のR3第14問について解説します。

R3 財務会計 第14問

資金調達の形態に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア 株式分割は直接金融に分類される。
イ 減価償却は内部金融に分類される。
ウ 増資により発行した株式を、銀行が取得した場合は間接金融となる。
エ 転換社債は、株式に転換されるまでは負債に計上されるので間接金融である。

解説

資金調達の分野より、直接金融、間接金融についての問題です。
計算が不要で、覚えていれば正解できる問題ですのでサクッと回答したいですね。

まとめシートでは、資金の調達方法の分類については以下のようにまとめています。

それでは選択肢をみていきましょう。

選択肢ア:株式分割は資金調達を伴わない新株の発行のことを指します。よって、資金調達の形態としてどこにも分類されません。
よって、この選択肢は×です。

選択肢イ:上のまとめシートにもある通り、減価償却は現金支出を伴わないため内部金融に分類されます。
よって、この選択肢は〇です。

選択肢ウ:株式の発行は、直接金融に分類されます。
よって、この選択肢は×です。

選択肢エ:社債の発行は、直接金融に分類されます。ちなみに「転換社債」とは、発行時に決められた転換価格で株式に転換できる権利をもった社債のことですが、転換前の社債でも転換後の株式でもいずれにせよ直接金融の分類です。
よって、この選択肢は×です。

以上から、正解は選択肢イとなります。

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