【過去問解説(財務・会計)】R2 第2問 仕訳(貸倒引当金)#中小企業診断士試験

今日は、財務・会計 R2 第2問について解説します。

財務・会計 R2 第2問

A社の決算整理前残高試算表は以下のとおりであった。貸倒引当金の仕訳として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
なお、当社では売上債権の残高に対し 5 %の貸倒れを見積もり、差額補充法を採用している。

〔解答群〕
ア (借)貸倒引当金    300  (貸)貸倒引当金戻入  300
貸倒引当金繰入   1,050     貸倒引当金     1,050
イ (借)貸倒引当金    300  (貸)貸倒引当金戻入  300
貸倒引当金繰入     1,200    貸倒引当金     1,200
ウ (借)貸倒引当金繰入  750  (貸)貸倒引当金    750
エ (借)貸倒引当金繰入  900  (貸)貸倒引当金    900

解説

貸倒引当金の仕訳に関する問題です。
まとめシートでは、以下の通り解説しています。

それでは計算していきましょう。

  1. 売上債権の残高を確認する

    • 受取手形:3,000(千円)

    • 売掛金:21,000(千円)
      → 売上債権合計:3,000 + 21,000 = 24,000(千円)

  2. 期末に必要な貸倒引当金残高を計算する(売上債権残高の5%)
    24,000 × 5% = 1,200(千円)
    → 期末に必要な貸倒引当金残高は 1,200(千円)

  3. 現在の貸倒引当金残高を確認する(決算整理前)

    • 貸倒引当金:300(千円)(貸方残高)

  4. 差額補充法により、追加計上額を求める
    必要残高 1,200 − 既存残高 300 = 900(千円)

  5. 決算整理仕訳(追加計上分のみ)
    (借)貸倒引当金繰入 900 / (貸)貸倒引当金 900

✅ 以上から、正解は選択肢エとなります。

 

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