【過去問解説(企業経営理論)】R5(再試)第30問 カスタマージャーニー

今日は、企業経営理論 R5(再試)第30問について解説します。

 企業経営理論 R5(再試)第30問

企業がマーケティング戦略を立案するうえで、カスタマー・ジャーニーを捉えることは非常に重要である。

 下図は、(A)がインターネットが発達する前のカスタマー・ジャーニー、(B)がインターネットが発達した後のカスタマー・ジャーニーの代表的なフレームワークである。 4 つの空欄のうち、太枠の空欄①~③に入るプロセスの組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

(A)AIDMA:Attention → Interest → Desire → Memory → Action
(B)AISAS: Attention → [①] →[ ②] →[ ③ ]→[ ]

〔解答群〕
ア ①:Interactive ②:Search ③:Appeal
イ ①:Interactive ②:Share ③:Action
ウ ①:Interactive ②:Share ③:Advocate
エ ①:Interest ②:Search ③:Action
オ ①:Interest ②:Search ③:Advocate

解説

カスタマー・ジャーニーに関する問題です。
まとめシートでは、以下の通り解説しています。

カスタマージャーニーとは、顧客が購入に至るプロセスのことをいい、それを図として可視化したものをカスタマージャーニーマップといいます。

広告に対する消費者の反応と購買決定プロセスをモデル化した広告反応モデルに、AIDMA やAISAS といったモデルがあります。これらは、購買決定プロセスの中で、消費者がどの段階にあるのかを見極めることで、購買に結びつけるという目的で用いられます。

  • AIDMAは従来のマス広告時代の購買行動モデル:Attention → Interest → Desire → Memory → Action

  • AISASはインターネット時代に対応した新モデル:Attention → Interest → Search → Action → Share

  • AIDMAでは「記憶」→「行動」でしたが、AISASでは「検索」→「行動」→「共有」へと進化しています

以上から[①] →[ ②] →[ ③ ]にはそれぞれ
①:Interest ②:Search ③:Actionが入りますので

正解は選択肢エとなります。

 

 

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