【過去問解説(情報システム)】R7 第6問 ブロックチェーン

今日は、R7 情報システム  第6問について解説します。

 R7 情報システム 第6問

 ブロックチェーン技術に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

a コンソーシアム型ブロックチェーンでは、誰もがブロックチェーン上のデータを読むことも書き込むこともできる。
b パブリック型ブロックチェーンでは、ブロックチェーンにデータを書き込むために、コンセンサスアルゴリズムによる正当性の承認が必要になる。
c プライベート型ブロックチェーンでは、ブロックチェーンにデータを書き込むために、ネットワーク参加者全員による承認が必ず必要になる。
d NFTは、契約または合意の条件に基づき、ブロックチェーン上で自動的に取引を処理・実行・記録するコンピュータプログラムである。

〔解答群〕
ア a:正  b:正  c:正  d:誤
イ a:正  b:誤  c:誤  d:正
ウ a:誤  b:正  c:誤  d:誤
エ a:誤  b:誤  c:正  d:正
オ a:誤  b:誤  c:正  d:誤

解説

ブロックチェーンに関する問題です。
まとめシートでは、以下の通り解説しています。

選択肢a:
→ 誤りです。
コンソーシアム型ブロックチェーンには管理者が存在し、参加者は管理者の許可を得たものに限られます。
誰もがブロックチェーン上のデータを読むことも書き込むこともできるのは、パブリック型ブロックチェーンの特徴です。
よって、この選択肢は誤りとなります。

選択肢b:
→正しいです。
パブリック型ブロックチェーンには管理者が存在しません。
そのため、取引の正当性確認をコンセンサスアルゴリズムによって行っています。
選択肢c:
→ 誤りです。
プライベート型ブロックチェーンには管理者が存在し、参加者は管理者の許可を得たものに限られます。
参加には管理者による許可が必要ですが、ネットワーク参加者全員による承認が必ず必要になるという訳ではありません。
よってこの選択肢は誤りとなります。

選択肢d:
→ 誤りです。
NFTは非代替性トークンを指し、ブロックチェーン技術を元に作られた一意で代替不可能なトークンです。
契約または合意の条件に基づき、ブロックチェーン上で自動的に取引を処理・実行・記録するという特徴は、スマートコントラクトのものです。
よってこの選択肢は誤りとなります。
✅ 以上から、正解は選択肢ウとなります。

 

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