今日は、R7 情報システム 第7問について解説します。
R7 情報システム 第7問
利用者に品質の高い情報システムを提供するために、ソフトウェアのテストは欠かせない。テストに関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア アルファテストでは、システム開発の最終段階で、開発中のソフトウェアを利用者に提供し、実際に使用してもらって、システム要件を満たしているかを検証する。
イ 回帰テストでは、大量アクセスなどの負荷をかけて応答時間や資源利用状況などを測定し、高負荷状況でのソフトウェアの振る舞いを検証する。
ウ 境界値分析とは、データを有効値と無効値のグループに分け、おのおののグループから代表値を1つずつ選んでテストする技法である。
エ ドライバとは、上位モジュールから下位モジュールへと順に結合してテストを実施する際、呼び出し先の下位のモジュールが未完成の場合、その代わりとなるテスト用ダミーモジュールのことである。
オ ホワイトボックステストでは、モジュール内の分岐や繰り返しなど、内部ロジックの正しさを検証する。
解説
テストに関する問題です。
まとめシートでは、以下の通り解説しています。
選択肢ア:
→ ❌ 誤りです。
アルファテストは、致命的な欠陥や重大な不具合の発見を目的に主に関係者内で行うテストです。
開発中のソフトウェアを利用者に提供し、実際に使用してもらうのはベータテストです。
よって、この選択肢は×です。
→ ❌ 誤りです。
アルファテストは、致命的な欠陥や重大な不具合の発見を目的に主に関係者内で行うテストです。
開発中のソフトウェアを利用者に提供し、実際に使用してもらうのはベータテストです。
よって、この選択肢は×です。
選択肢イ:
→ ❌ 誤りです。
回帰テストはレグレッションテストとも呼ばれ、システムのどこかを修正したときに他の所に影響がないかを調べるものです。
高負荷状況でのソフトウェアの振る舞いを検証するのは負荷テストです。
よって、この選択肢は×です。
→ ❌ 誤りです。
回帰テストはレグレッションテストとも呼ばれ、システムのどこかを修正したときに他の所に影響がないかを調べるものです。
高負荷状況でのソフトウェアの振る舞いを検証するのは負荷テストです。
よって、この選択肢は×です。
選択肢ウ:
→ ❌ 誤りです。
境界値分析は有効なデータと無効なデータの境となるデータを使用して、有効/無効の判断が正しく実行されているかを確認するためのものです。
データを有効値と無効値のグループに分け、おのおののグループから代表値を1つずつ選んでテストするのは同値分割法です。
よって、この選択肢は×です。
→ ❌ 誤りです。
境界値分析は有効なデータと無効なデータの境となるデータを使用して、有効/無効の判断が正しく実行されているかを確認するためのものです。
データを有効値と無効値のグループに分け、おのおののグループから代表値を1つずつ選んでテストするのは同値分割法です。
よって、この選択肢は×です。
選択肢エ:
→ ❌ 誤りです。
ドライバは呼び出し先の上位のモジュールが未完成の場合、その代わりとなるテスト用ダミーモジュールです。
呼び出し先の下位のモジュールが未完成の場合、その代わりとなるテスト用ダミーモジュールはスタブと呼ばれます。
よって、この選択肢は×です。
→ ❌ 誤りです。
ドライバは呼び出し先の上位のモジュールが未完成の場合、その代わりとなるテスト用ダミーモジュールです。
呼び出し先の下位のモジュールが未完成の場合、その代わりとなるテスト用ダミーモジュールはスタブと呼ばれます。
よって、この選択肢は×です。
選択肢オ:
→✅ 正しいです。
ホワイトボックステストでは、モジュール内の分岐や繰り返しなど内部の論理構造をチェックします。
よって、この選択肢は〇です。
→✅ 正しいです。
ホワイトボックステストでは、モジュール内の分岐や繰り返しなど内部の論理構造をチェックします。
よって、この選択肢は〇です。
✅ 以上から、正解は選択肢オとなります。
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