【過去問解説(経営情報システム)】R5(再試) 第15問 テスト

今日は、経営情報システムのR5(再試)第15問について解説します。

 R5(再試) 経営情報システム 第15問

情報システムのテストに関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

a システム開発の最終段階で、発注者として、そのシステムが実際に運用できるかどうか人間系も含めて行うテストをペネトレーションテストという。
b 試作版の段階で、欠陥や不具合を見つけるために、主に開発関係者の間で行うテストをアルファテストという。
c モジュール内の分岐や繰り返しなど、内部ロジックが正しいかどうか確認するテストをモンキーテストという。
d プログラムを変更した際に、その変更によって予想外の影響が現れていないかどうか確認するテストをベータテストという。

〔解答群〕
ア a:正  b:正  c:誤  d:誤
イ a:誤  b:正  c:誤  d:誤
ウ a:誤  b:誤  c:正  d:正
エ a:誤  b:誤  c:正  d:誤
オ a:誤  b:誤  c:誤  d:正

解説

テストに関する問題です。
まとめシートでは、以下の通り解説しています。

 

それではそれぞれの問題文をみていきましょう。

a:ペネトレーションテストは、ネットワークの脆弱性を見つけるテストです。問題文は運用テストに関する説明ですので誤りです。
よって、問題文は「誤」となります。

b:正しい記述です。アルファテストは、致命的な欠陥や重大な不具合の発見を目的に主に関係者内で行うテストです。
よって、問題文は「正」となります。

c:モンキーテストは、ランダムな操作や想定していない操作を行うテストです。問題文はホワイトボックステストに関する説明ですので誤りです。
よって、問題文は「誤」となります。

d:ベータテストは、バグの改善や使い勝手の向上を目的に開発中の製品(ベータ版)を発売前にユーザーに提供し、評価してもらうテストです。問題文はレグレッションテストに関する説明ですので誤りです。
よって、問題文は「誤」となります。

以上から、正解は選択肢イとなります。

 

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