【過去問解説(財務・会計)】R7 第14問 貨幣の時間的価値

今日は、R7 財務・会計 第14問について解説します。

 R7 財務・会計 第14問

Xリース社は、第14期首に500万円の機械を購入し、同日、得意先に5年間リースを行う予定である。この機械の耐用年数は5年、残存価額はゼロであり、定額法により償却を行う。第14期から毎期均一のリース料を毎期末に受け取る契約である。毎期のリース料の最低額として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。なお、Xリース社の要求収益率は年4%である。また、計算には以下の年金現価係数表を使用すること。

〔解答群〕
ア 106万円
イ 109万円
ウ 113万円
エ 116万円

解説

貨幣の時間的価値に関する問題です。
まとめシートでは、以下の通り解説しています。

まず、求めたいリース料を「X」とおきましょう。
毎年Xを受け取ることで、5年間で得られるリース料の合計が、投資額である500万円を上回るようにしたいという問題です。
ただし、毎年4%の収益をあげたいということなので、毎年受け取るXはその分割り引かなければなりません。これらのことを踏まえて、問題に示されている年金現価係数を使用してXを求めます。
毎年得られるリース料がXで、割引率が4%で、その5年間の収益の現在価値が500万円になるということなので、式にしてXを求めると以下のようになります。
X×4.45=500万円
X=112.3…

本問では、選択肢のなかから毎年のリース料の最低額を選びます。よって、選択肢のうち、112.3万円以上で112.3万円に最も近い112万円が正解です。

✅ 以上から、正解は選択肢ウとなります。

 

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