【過去問解説(運営管理)】R7 第18問 流動数分析

今日は、R7 運営管理 第18問について解説します。

 R7 運営管理 第18問

 ある単一の製品を生産しているラインにおいて、投入量と産出量に基づいた流動数分析の結果を下図に示す。投入量や産出量の累積線の傾きはそれぞれ、投入や産出のペースに応じて変化している。この生産ラインは先入先出で、投入から産出までの期間は一定である。
この図から読み取ることのできる記述の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

a Aが示す縦軸方向の間隔は、時点αにおける生産ライン内のものの量を示している。
b Bが示す横軸方向の間隔は、生産ラインへの投入から産出までの期間を示している。
c 時点βにおいて投入のペースが変化した後、生産ライン内のものの量が増加している。
d 投入から産出までの期間を短縮できれば、投入量の累積線と産出量の累積線の縦軸方向の間隔を短くできる。

〔解答群〕
ア aとb
イ aとbとc
ウ aとbとd
エ bとc
オ cとd

解説

流動数分析に関する問題です。
まとめシートでは、以下の通り解説しています。

選択肢a:
→ ✅ 正しいです。
投入量と産出量の累積線の縦軸方向の間隔は、その時点の生産ライン内のものの量を示します。
よって、この選択肢は〇です。

選択肢b:
→ ✅ 正しいです。

投入量と累積線の横軸方向の間隔は、投入から産出までの期間を示します。
よって、この選択肢は〇です。

選択肢c:
→ ❌ 誤りです。

時点βにおいて投入のペースが減少しているため、投入量と産出量の累積線の縦軸方向の間隔、すなわち生産ライン内のものの量が減少しています。
よって、この選択肢は×です。

選択肢d:
→ ✅ 正しいです。

投入から産出までの期間を短縮することは2つのグラフが近づくことを意味するため、投入量の累積線と産出量の累積線の縦軸方向の間隔を短くすることができます。
よって、この選択肢は〇です。

✅ 以上から、正解は選択肢ウとなります。

 

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