今日は、運営管理 R7 第27問について解説します。
運営管理 R7 第27問
店舗施設の売場の演出や POP に用いられる色彩に関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア 赤、青、黄などの色みを持った色のことを多彩色という。
イ 色の影響で遠くにあるように見える色を進出色という。
ウ 色の三属性のうち明度は無彩色には無い。
エ 明度が高い色は心理効果で大きく見せる効果があり、膨脹色という。
オ 文字と背景の色の明度のコントラストを強めると可読性を低下させる。
解説
色彩に関する問題です。
まとめシートでは、以下の通り解説しています。
それでは選択肢をみていきましょう。
今回は、用語自体は初見のものが多いですが、用語の漢字から意味を推測したり、選択肢の内容に沿っているかある程度当たりを付けていけば解けるかと思います。
選択肢ア:赤、青、黄などの色みを持った色のことを多彩色という。
→ ❌ 誤りです。
赤・青・黄など色みを持った色は有彩色と呼ばれます。「多彩色」という用語は一般的には使用しません。(もし不安な方は一旦パスしてもOKです)
よって、この選択肢は×です。
→ ❌ 誤りです。
赤・青・黄など色みを持った色は有彩色と呼ばれます。「多彩色」という用語は一般的には使用しません。(もし不安な方は一旦パスしてもOKです)
よって、この選択肢は×です。
選択肢イ:色の影響で遠くにあるように見える色を進出色という。
→ ❌ 誤りです。
遠くにあるように見える色は後退色といいます。一方、赤や黄色など手前に迫って見える色が進出色です。
本選択肢は用語が逆のため誤りです。
よって、この選択肢は×です。
→ ❌ 誤りです。
遠くにあるように見える色は後退色といいます。一方、赤や黄色など手前に迫って見える色が進出色です。
本選択肢は用語が逆のため誤りです。
よって、この選択肢は×です。
選択肢ウ:色の三属性のうち明度は無彩色には無い。
→ ❌ 誤りです。
無彩色(白・灰・黒)には色相と彩度はありませんが、明度はあります。白は明度が高く、黒は明度が低いというのが無彩色の特徴です。
よって、この選択肢は×です。
→ ❌ 誤りです。
無彩色(白・灰・黒)には色相と彩度はありませんが、明度はあります。白は明度が高く、黒は明度が低いというのが無彩色の特徴です。
よって、この選択肢は×です。
選択肢エ:明度が高い色は心理効果で大きく見せる効果があり、膨脹色という。
→ ✅ 正しいです。
明度が高い色(白・黄色系など)は、実際より大きく・軽く見せる膨脹色として働きます。
店舗の売場演出においても、空間を広く見せるときに使われる効果です。
よって、この選択肢は〇です。
→ ✅ 正しいです。
明度が高い色(白・黄色系など)は、実際より大きく・軽く見せる膨脹色として働きます。
店舗の売場演出においても、空間を広く見せるときに使われる効果です。
よって、この選択肢は〇です。
選択肢オ:文字と背景の色の明度のコントラストを強めると可読性を低下させる。
→ ❌ 誤りです。
文字の可読性は、文字色と背景色の明度差(コントラスト)が大きいほど高まります。
黒文字×白背景などをイメージすると分かりやすいかと思います。
よって、この選択肢は×です。
→ ❌ 誤りです。
文字の可読性は、文字色と背景色の明度差(コントラスト)が大きいほど高まります。
黒文字×白背景などをイメージすると分かりやすいかと思います。
よって、この選択肢は×です。
✅ 以上から、正解は選択肢エとなります。
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