【過去問解説(経営情報システム)】R6 第2問 文字コード

今日は、経営情報システムのR6第2問について解説します。

 R6 経営情報システム 第2問

 文字コードに関する記述とその用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

a 7ビットの文字コードであり、英数字、制御文字および一部の記号を含む128種類のコードを表現できる。
b UNIX系OSのために開発された符号化方式であり、日本語の符号化方式の名称には“-JP”が付く。
c 世界の主要な文字を表現できる文字集合であり、ISO/IEC 10646によって定義される文字集合と互換性を保つ対応が図られている。

〔解答群〕
 ア a:ASCII     b:EUC         c:Unicode
 イ a:ASCII     b:ISO-2022 c:JIS X 0208
 ウ a:ASCII     b:ISO-2022 c:Unicode
 エ a:Unicode b:EUC         c:JIS X 0208
 オ a:Unicode b:ISO-2022 c:JIS X 0208

解説

文字コードに関する問題です。
まとめシートでは、以下の通り解説しています。

それではそれぞれの問題文をみていきましょう。

a:1バイト以下の文字コードにはASCIIやEBCDICがあります。問題文は7ビットの文字コードと表記されているため、該当するのはASCIIです。

b:UNIXで文字を扱う符号化方式には、Extended Unix Code(EUC)やUTF-8などがあります。解答群に存在するのはEUCのみのため、該当する文字コードはEUCです。EUCは日本語以外にも多言語対応しており、EUC-KR(韓国語)、EUC-CN(簡体中国語)などが存在します。

c:世界の主要な文字を表現できる文字集合はUnicodeです。UTF-8が1~6バイト、UTF-16が2または4バイト文字です。

以上から、正解は選択肢アとなります。

 

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