今日は、財務・会計 H26 第17問について解説します。
財務・会計 H26 第17問
安全資産の収益率とリスク資産の収益率との相関係数 ρ の値として、最も適切なものはどれか。
ア ρ =-1
イ ρ=0
ウ 0 < ρ < 1
エ ρ = 1
解説
相関係数に関する問題です。
まとめシートでは、以下の通り解説しています。
相関係数は-1から1の値を取ります。そして、相関係数と2つの証券の動きは、上図のように表すことができます。
相関係数がプラスであれば、2証券は同じ方向に動き、マイナスであれば逆の方向に動きます。
また、相関係数の値は、絶対値が大きいほど相関関係は強いといえます。
つまり、ρ=1の場合は2証券は全く同じ動きをし、ρ=-1の場合は全く逆の動きをします。そして、0<ρ<1であれば、2証券は同じ方向に動き、-1<ρ<0であれば、逆の方向に動きます。ρ=0の場合は、相関関係がないといえます。
それでは問題をみていきましょう。
【安全資産】
安全資産とは、国債のような価格変動リスクが非常に小さい資産を指します。景気や市場動向にあまり左右されず、一定のリターンが期待できるのが特徴です。
【リスク資産】
リスク資産とは、株式のような価格や収益率が市場や経済の影響を大きく受ける資産で、収益の変動幅(=リスク)を伴います。
安全資産の収益率は市場の動きにほとんど連動しませんが、リスク資産は経済情勢・金利・業績などの影響で価格変動が大きいです。
そのため、両者の相関性は基本的には無いと考えられることが多く、相関なし(ρ=0)として扱うのが妥当です。
以上から、正解は選択肢イとなります。
◆ブログ村参加しています◆
気に入っていただけたら、クリックお願いします!
関連教材で学習効率アップ!