【過去問解説(運営管理)】R8 第5問 廃棄物等の管理 #中小企業診断士試験

今日は、 運営管理 R8 第5問について解説します。

運営管理 R8 第5問

 環境問題に関連する記述と用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

a 化石資源を除く、動植物に由来する有機物であり、エネルギー源として利用することができるもの。
b 廃棄物の再利用や再資源化などを通して、最終的に廃棄物を限りなくなくそうとする取り組み。
c 機能を復元する処理を含めて製品を再利用すること。
d 製品やサービスのライフサイクル全体における温室効果ガス排出量をCO2排出量に換算して数値化すること。

〔解答群〕
ア a:バイオマス       b:ゼロエミッション
c:リファービッシュ    d:カーボンフットプリント
イ a:バイオマス       b:ライフサイクルアセスメント
c:エコマテリアル     d:カーボンニュートラル
ウ a:バイオマス       b:リファービッシュ
c:ゼロエミッション    d:カーボンニュートラル
エ a:マテリアルリサイクル  b:エコマテリアル
c:ゼロエミッション    d:カーボンフットプリント
オ a:マテリアルリサイクル  b:ゼロエミッション
c:リファービッシュ    d:ライフサイクルアセスメント

解説

廃棄物等の管理に関する問題です。
環境分野は、テキストに載る前の“旬の用語”がそのまま出題されることがある領域です。深い理解を問うというより「言葉の定義を知っているか」の一問一答型が多いので、知らない用語に出会ったら都度メモして暗記すれば、得点源にできます。

それでは選択肢を見ていきましょう。

a:バイオマスの説明です。
bio(生物)+mass(量)が名前の由来です。「化石資源を除く」という定義がポイントです。

b:ゼロエミッションの説明です。
エミッションが排出を意味する英単語”emission”から来ており、廃棄をゼロに近づけようという言葉です。

c:リファービッシュの説明です。
「復元する」がポイントです。そのまま販売することが多い中古品と異なり、修理・整備をして製品を再利用するという概念です。

d:カーボンフットプリントの説明です。
carbon(炭素)+footprint(足跡)が名前の由来です。例えば、輸入品と国内生産品を比べた場合、輸入品は長距離の輸送が必要であることから、カーボンフットプリントの数値が大きくなります。

その他の用語も解説します。

マテリアルリサイクル:廃棄物を「材料」として再生利用することです。ペットボトルのリサイクルがその一例です。バイオマスはエネルギー源となる有機物そのものを指します。
ライフサイクルアセスメント(LCA):ライフサイクル全体の環境負荷を定量的に評価する手法を指します。CO2排出量で評価する場合もありますが、資源消費や水質汚濁も対象です。
エコマテリアル:環境負荷が小さく、かつ性能も備えた材料のことです。
カーボンニュートラル:CO2の排出量と吸収・除去量を差し引きゼロにすることです。「数値化」ではなく「相殺」がキーワードです。

✅ 以上から、a:バイオマス、b:ゼロエミッション、c:リファービッシュ、d:カーボンフットプリントであるため、正解は選択肢アとなります。

 

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