今日は、R7 情報システム 第5問について解説します。
R7 情報システム 第5問
情報ネットワークで用いられる通信プロトコルに関する記述とその用語の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
a データ転送において信頼性よりも速度を重視し、通信の確認や再送制御を行わず、リアルタイム性が求められる場面で用いられる通信プロトコル。
b ネットワークに接続する機器に、IPアドレスなど通信に必要な設定情報を自動的に割り当てるために用いられる通信プロトコル。
c ネットワーク上で、正しい宛先にデータパケットを届けるために必要な経路選択およびアドレス指定を行うために用いられる通信プロトコル。
〔解答群〕
ア a:TCP b:SNMP c:ARP
イ a:TCP b:SNMP c:IP
ウ a:UDP b:DHCP c:ARP
エ a:UDP b:DHCP c:IP
オ a:UDP b:SNMP c:ARP
選択肢a:
→ UDP の説明です。
UDP(User Datagram Protocol)は、データを送受信するだけで到着確認や誤り訂正などは行わないコネクションレス型の制御方式です。
通信速度は速いですが、信頼度は低くなります。
「信頼性よりも速度を重視」及び「通信の確認や再送制御を行わず」からUDPの説明であると判断できます。
TCP(Transmission Control Protocol)は、相手がデータを受け取っているかという到着確認や誤り訂正などを行いながら通信を制御するコネクション型の制御方式です。信頼度は高いですが、速度はUDPと比べると落ちます。
よって、この選択肢はUDP です。
→ UDP の説明です。
UDP(User Datagram Protocol)は、データを送受信するだけで到着確認や誤り訂正などは行わないコネクションレス型の制御方式です。
通信速度は速いですが、信頼度は低くなります。
「信頼性よりも速度を重視」及び「通信の確認や再送制御を行わず」からUDPの説明であると判断できます。
TCP(Transmission Control Protocol)は、相手がデータを受け取っているかという到着確認や誤り訂正などを行いながら通信を制御するコネクション型の制御方式です。信頼度は高いですが、速度はUDPと比べると落ちます。
よって、この選択肢はUDP です。
選択肢b:
→ DHCPの説明です。
DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)は、LAN内でIPアドレスを必要としているコンピュータに自動的にIPを割り当てるための仕組みです。
「通信に必要な設定情報を自動的に割り当てる」からDHCPの説明であると判断できます。
SNMP(Simple Network Management Protocol)はネットワークの管理に使われ、ルータやコンピュータをチェックするプロトコルです。
よってこの選択肢はDHCPです。
→ DHCPの説明です。
DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)は、LAN内でIPアドレスを必要としているコンピュータに自動的にIPを割り当てるための仕組みです。
「通信に必要な設定情報を自動的に割り当てる」からDHCPの説明であると判断できます。
SNMP(Simple Network Management Protocol)はネットワークの管理に使われ、ルータやコンピュータをチェックするプロトコルです。
よってこの選択肢はDHCPです。
選択肢c:
→ IPの説明です。
IP(Internet Protocol)はIPアドレスに基づきネットワーク内で最適な通信経路を選定するプロトコルです。
「経路選択およびアドレス指定」からIPの説明であると判断できます。
ARP(Address Resolution Protocol) はIPアドレスからMAC アドレスを取得する際に使われるプロトコルです。
よって、この選択肢はIPです。
→ IPの説明です。
IP(Internet Protocol)はIPアドレスに基づきネットワーク内で最適な通信経路を選定するプロトコルです。
「経路選択およびアドレス指定」からIPの説明であると判断できます。
ARP(Address Resolution Protocol) はIPアドレスからMAC アドレスを取得する際に使われるプロトコルです。
よって、この選択肢はIPです。
✅ 以上から、正解は選択肢エとなります。
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