今日は、財務・会計 R5(再試)第2問について解説します。
財務・会計 R5(再試)第2問
以下の取引を仕訳するとき、販売時のクレジット売掛金の金額として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
クレジット払いにより、商品を 650,000 円(税抜)で販売した。信販会社へのクレジット手数料は販売代金の 2 % であり、販売時に認識する。なお、消費税の税率は 10 % とし、税抜方式で処理するが、クレジット手数料には消費税は課税されない。また、商品売買は三分法により記帳している。
〔解答群〕
ア 635,700 円
イ 637,000 円
ウ 700,700 円
エ 702,000 円
解説
【三分法】 三分法では、商品売買を次の3つの勘定で処理します。
-
売上(販売時)
-
仕入(仕入時)
-
繰越商品(期首・期末棚卸)
販売時には「売上」を計上し、仕入時には「仕入」を計上します。期末に売上原価を確定させるのが三分法の特徴です。
今回問われているのは「販売時のクレジット売掛金」の金額ですので、販売時の処理のみを考えます。
【税抜方式】 税抜方式とは、
-
売上や仕入は税抜金額で処理する
-
消費税は「仮受消費税」「仮払消費税」として本体価格と分けて処理する
という方法です。
それでは、計算していきましょう。
【前提】
・税抜売価:650,000円
・消費税率:10%
・クレジット手数料:販売代金の2%(販売時に認識)
・手数料には消費税は課税されない ① まず、購入者が支払う総額(税込)を計算する 消費税
650,000 × 10% = 65,000円
税込総額
650,000 + 65,000 = 715,000円 これは、信販会社を通じて回収する金額です。
② クレジット手数料を計算する 販売代金(税抜)に対して2% 650,000 × 2% = 13,000円 この手数料は販売時に費用として認識します。
③ クレジット売掛金を求める 信販会社から実際に入金されるのは、 715,000 - 13,000 = 702,000円 したがって、販売時に計上するクレジット売掛金は 702,000円 となります。
✅ 以上から、正解は選択肢エとなります。
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