【過去問解説(企業経営理論)】H26 第5問 シナジー効果

今日は企業経営理論H26第5問からシナジー効果に関する問題について解説します。

 

H26 第5問

シナジー効果に関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア 動的なシナジーよりも静的なシナジーをつくり出せるような事業の組み合わせの方が望ましい。
イ 範囲の経済の効果とは別個に発生し、複数事業の組み合わせによる費用の低下を生じさせる。
ウ 複数事業の組み合わせによる情報的資源の同時多重利用によって発生する効果を指す。
エ 複数の製品分野での事業が互いに足りない部分を補い合うことで、企業全体として売上の季節変動などを平準化できる。

 

今回はシナジー効果に関する問題です。まとめシートにも掲載しましたが、シナジー効果や範囲の経済などについては、効果をUPさせるものなのか/費用を減らすものなのか、単一の事業なのか/複数の事業なのかということを表にしておくと整理しやすいです。

 


 

それでは早速各選択肢を見ていきましょう。

選択肢アは、動的なシナジーと静的なシナジーというものが何なのかいまいちわからないという場合は、いったんパスしましょう。ただ、イメージとして静的なものより動的なものの方が良さそうだな、という印象は受けるかもしれません。

選択肢イは、「複数事業の組み合わせによる費用の低下」というのはシナジーではなく範囲の経済です。よってこの選択肢は×です。

選択肢ウは、まさにその通りなので〇です。

念のため選択肢エも見てみると、選択肢エは、複数事業で効果をUPさせるという点は良いですが、売上の季節変動の平準化はシナジーというより相補効果なので×です。

選択肢ウが明らかに〇なので、選択肢アは×だろうと判断できます。
ちなみに、動的なシナジーとはシナジーの効果が時間に依存するもので、静的なシナジーとはシナジーの効果が時間に依存しないものを表しています。そして、前者の方がより効果が大きいとされています。

以上から正解は選択肢ウとなります。

 

 

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