【過去問解説(企業経営理論)】H27 第12問 組織構造の形態

今日は企業経営理論H27第12問について解説します。

 

H27 企業経営理論 第12問
組織を情報処理システムとしてみた場合、組織デザインの手段は、情報処理の必要性と情報処理能力の観点から評価できる。組織デザインに関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア 横断的組織の導入は、情報処理の必要性を高くするとともに、組織の情報処理能力を高くする。
イ 階層組織は、情報処理の必要性を高くするとともに、組織の情報処理能力を高くする。
ウ 規則の使用は、情報処理の必要性を減らすが、組織の情報処理能力を低くする。
エ 自己完結的組織は、情報処理の必要性を高くするとともに、組織の情報処理能力を高くする。
オ 垂直的情報処理システムの導入は、情報処理の必要性を高くするが、組織の情報処理能力を低くする。

 

それでは早速各選択肢を見ていきましょう。

 

選択肢アは、その通りで横串的な組織を入れることで、情報処理の必要性が高くなりますが、情報処理能力も高まります。

 

これで正解が確定できましたが、念のため残りの選択肢も見ていきましょう。

 

選択肢イの組織階層は、上から指示が下りてくるピラミッド型の組織ですが、この場合、各階層は上からの指示を実行すればいいので、情報処理の必要性は下がります。また、組織の情報処理能力も特に高まりません。

よってこの選択肢は×です。

 

選択肢ウの規則の使用は、情報処理の必要性を減らすというところは正しいですが、組織の情報処理能力は下がりません。

というのも、規則があることで、組織のメンバーの判断基準がはっきりし、規則の範囲内であれば組織のメンバーだけで情報処理できるようになるからです。

よって、この選択肢は×です。

 

選択肢エの自己完結的組織は、その組織内で完結してしまうような組織ですので、情報処理の必要性は低くなります。

よって、この選択肢は×です。

 

選択肢オの垂直的情報処理システムとは、階層の上下の情報処理をシステム化することです。情報処理がシステム化されるため、情報処理能力は下がるというよりは上がりますのでこの選択肢は×となります。

以上から、正解は選択肢アとなります。

 

 

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