【過去問解説(企業経営理論)】H27 第19問 組織のコンティンジェンシー理論

本日よりR1年以外の問題も含めて解説していきたいと思います。

なお、2次試験の解答につきましては、問題が公開された後に解答を作成する予定ですので、少々お時間をください。

 

それでは今日は企業経営理論H27第19問について解説します。

 

H27 企業経営理論 第19問
組織スラックに関する記述として、最も不適切なものはどれか。
ア 組織スラックは、イノベーションを遂行するための資源となりうる。
イ 組織スラックは、緊急事態に対応するための余裕資源として、組織の安定に寄与する。
ウ 組織スラックは、新規行動案の探索をリスク回避的にする傾向にある。
エ 組織スラックは、複数の利害関係者の組織に対する要求を調整する機能を持つ。
オ 組織スラックは、利害関係者が組織に対して求める要求が、満足水準に基づくことから生じる傾向にある。

 

組織スラックについて問われています。
 

組織スラックとは、組織がもつ経営資源のゆとり(冗長性)のことでしたね。
いわば、ハンドルの「遊び」のようなもで、適切な組織スラックを持たせることで、緊急事態への対応が可能となり、複数の利害関係者の調整が行えるなど、イノベーション遂行のための資源になり得ます。

これを踏まえて各選択肢を見ていきましょう。

選択肢アは、その通りで、組織スラックはを遂行するための資源となりえます。

選択肢イも、その通りで、組織スラックがあることで緊急事態への対応が可能となります。

 

選択肢ウは、そんなことはなく、むしろ適切な組織スラックがあることでリスクを取りやすくなります。

念のため残りの選択肢も見ていきましょう。
選択肢エは、その通りで、組織スラックがあることで複数の利害関係者の調整がしやすくなります。

選択肢オも、その通りで、組織スラックがある状態というのは、「遊び」がある状態のことですから、組織の活動の水準が利害関係者が要求する水準を上回っている状態のときであるといえます。

利害関係者の要求が完全に合理的なものであれば、このような「遊び」は生み出されませんので、「利害関係者が組織に対して求める要求が、満足水準に基づくことから生じる」という記述は正しいと考えられます。

以上から、正解は選択肢イとなります。

 

 

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