【過去問解説(企業経営理論)】H27 第29問 (1) 物流戦略

今日は、企業経営理論のH27 第29問 設問1 について解説します。

 企業経営理論 H27 第29問 設問1

次の文章を読んで、下記の設問に答えよ。

[A]に関する活動の一環である保管の目的のひとつは、需要の[B]への対応である。そのために所有される在庫量は、需要変動の大きさや注文から納品までの[C]などに依存する。消費多様化や[D]の短縮化も、在庫の増加に影響を与えうる要因である。企業は、こうした日々の在庫に起因するリスクをコントロールするための各種の工夫を行っている。

(設問1)
文中の空欄A〜Dに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものはどれか。

ア A:所有権移転 B:不可視性 C:タイムラグ D:小売業態ライフサイクル
イ A:販売促進 B:ボラティリティ C:サイクルタイム D:製品ライフサイクル
ウ A:物流 B:季節変動 C:リードタイム D:小売業態ライフサイクル
エ A:物流 B:不確実性 C:リードタイム D:製品ライフサイクル
オ A:ロジスティクス B:不可視性 C:タイムラグ D:小売業態ライフサイクル

解説

物流戦略に関する問題です。

それでは選択肢をみていきましょう。

:「保管」が目的となりそうなのは、「物流」又は「ロジスティクス」と考えられますので、二つを候補にして一旦次に進んでみましょう。

:「需要変動」が起きる要因としては「不確実性」又は「季節変動性」が適当と考えられます。

:「注文から納品まで」の期間を表す言葉は「リードタイム」です。

:「在庫の増加」に影響を与える要因としては、製品の寿命を表す「製品ライフサイクル」が適当と考えられます。

以上より、全ての候補が入る選択肢を整理すると、A:物流 B:不確実性 C:リードタイム D:製品ライフサイクルとなります。

よって、正解は選択肢エとなります。

 

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