【過去問解説(情報)】H24 第18問 非機能要求グレード

今日は情報のH24第18問について解説します。

H24 情報 第18問

独立行政法人情報処理推進機構ソフトウェア・エンジニアリング・センターの「非機能要求グレード」では、非機能要求を①可用性、②性能・拡張性、③運用・保守性、④移行性、⑤セキュリティ、⑥システム環境・エコロジーの6つに大別している。
これらに関連する記述として最も適切なものはどれか。

ア 運用監視などを含む通常運用は可用性に含まれる。
イ 回線冗長化などを含む耐障害性は運用・保守性に含まれる。
ウ データ暗号化などを含むアクセス・利用制限は可用性に含まれる。
エ 同時アクセス数などを含む通常時の業務量は性能・拡張性に含まれる。

解説

非機能要求グレードに関する問題です。システム構築における要求には機能要求と非機能要求があります。「非機能要求グレード」は、「非機能要求」についてのユーザと開発者との認識の行き違いや、互いの意図とは異なる理解を防止することを目的とし、非機能要求項目を網羅的にリストアップして分類するとともに、それぞれの要求レベルを段階的に示したものです。
情報処理推進機構(IPA)「非機能要求グレード」

それでは早速、各選択肢を見ていきましょう。

選択肢アの「通常運用」は、③運用・保守性に含まれます。(「運用保守性」には中項目として、通常運用、保守運用、障害時運用、運用環境、サポート環境、その他運用管理方針が含まれます。)
よって、この選択肢は×です。

選択肢イの「耐障害性」は、①可用性に含まれます。(「可用性」には中項目として、継続性、耐障害性、災害対策、回復性が含まれます。)
よって、この選択肢は×です。

選択肢ウの「アクセス・利用制限」は、⑤セキュリティに含まれます。(「セキュリティ」には中項目として、前提条件・制約条件、セキュリティリスク分析、セキュリティ診断、セキュリティリスク管理、アクセス・利用制限、データの秘匿、不正追跡・監視、ネットワーク対策、マルウェア対策、Web対策が含まれます。)
よって、この選択肢は×です。

選択肢エの「業務量」は、②性能・拡張性に含まれます。(「性能・拡張性」には中項目として、業務処理量、性能目標値、リソース拡張性、性能品質保証が含まれます。)
よって、この選択肢は〇です。

以上から、正解は選択肢エとなります。

 

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