【過去問解説(情報)】R1 第4問 表計算ソフト

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今日は経営情報システムのR1第4問表計算ソフトについて解説します。

 

R1 経営情報システム 第4問
次の表は、ユーロを円に換算するために表計算ソフトウェアによって作成されたものである。A2~C2 のセルには円に換算したい「ユーロの金額(€1、€5、€10)」が入力されている。また、A3~A5 のセルにはユーロ/円の「為替レート(¥125、¥126、¥127)」が入っている。ユーロの円への換算は、「為替レート」×「ユーロの金額」の式を用いることにした。
このとき、はじめにB3のセルに積の式を入力し、それを空欄のセルに複写して表を完成したい。B3のセルに入力した式として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
なお、セル番地指定における$記号は絶対セル参照を表すものとする。また、*記号は積を求める演算子である。

〔解答群〕
ア =$A3*$B2
イ =$A3*B$2
ウ =A$3*$B2
エ =A$3*B$2

解説

エクセルの問題です。

普段仕事でエクセルを使っている方などは問題なく解けたのではと思います。

それでは早速考えていきましょう。

 

ユーロを円に換算したいので、各セルでユーロの金額×換算レートを計算できるようにします。

横方向・縦方向それぞれに複写したときの動きを考えます。
まず、横方向に複写したときの動きについてです。
横方向に複写するときは
A3*B2、A3*C2、A3*D2・・・・
という形で、換算レートが125円で固定されて、ユーロの金額が列方向にB2、C2、D2と変化していきます。
そのため、B2は行の2が固定されたB$2と表せます。

次に縦方向に複写したときの動きについてです。
縦方向に複写するときは
A3*B2、A4*B2、A5*B2・・・・
という形で、ユーロの金額が€5で固定されて、換算レートの値が行方向にA3、A4、A5と変化していきます。
そのため、A3は列のAが固定された$A3と表せます。

以上から、B3のセルに入るのは=$A3*B$2となり、正解は選択肢イとなります。
 

以上から、正解は選択肢イとなります。

 

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