【過去問解説(情報)】R3 第18問 アジャイル開発(XPのプラクティス)

今日は情報のR3第18問について解説します。

R3 情報 第18問

アジャイル開発の手法の1 つにエクストリーム・プログラミング(XP)がある。XPではいくつかのプラクティスが定義されている。
XPのプラクティスに関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア 1週間の作業時間は、チームのメンバー全員で相談して自由に決める。
イ 2人のプログラマがペアになって、同じPC を使用して交代しながらプログラミングを行う。
ウ ソースコードの修正や再利用は、責任を明確にするために、作成者だけが行うようにする。
エ プログラムを書く前にテストケースを作成しておき、動作を確認した上でプログラムを洗練させていく。
オ リファクタリングの際には、開発効率を高めるために内部構造には変更を加えず、外部から見た振る舞いを変更する。

解説

エクストリーム・プログラミング(XP)のプラクティスに関する問題です。
それでは早速、各選択肢を見ていきましょう。

選択肢ア:1週間の作業時間は自由に決めることはなく40時間としています。それは、集中力を高め、開発効率を高めるためには心身の健康を保つ必要があるため、残業を認めない考え方があります。
よって、この選択肢は×です。

選択肢イ:2人のプログラマがペアになってプログラミングする方法をペアプログラミングといいます。これは二人一組で実装を行い、一人が実際のコードをコンピュータに打ち込み、もう一人はそれをチェックしながら補佐するという役割を随時交代しながら行う作業です。ただし、同じPCを使用しないといけないわけではありません。
よって、この選択肢は×です。

選択肢ウ:ソースコードは共同所有という考え方があります。開発チームがどのコードに対しても改善処置を行えるようにするため、ソースコードの所有者は決めません。
よって、この選択肢は×です。

選択肢エ:テスト駆動開発という考え方があります。求める機能を明確にするために、テストケースをプログラムを書く前に作成し、動作を確認しながら開発を進めていきます。
よって、この選択肢は〇です。

選択肢オ:リファクタリングとは、完成したコードをわかりやすく書き換えることです。外部の動作を変えずに、内部構造だけを変更します。同じ動作をするコードでも、わかりやすいものに変換されるので、メンテナンス性の向上や不具合の発生頻度の低下が期待できます。
よって、この選択肢は×です。

以上から、正解は選択肢エとなります。

 

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