【過去問解説(情報)】R5 第14問 デジタルサンプリング

今日は情報のR5第14問について解説します。

R5 情報 第14問

コンピュータで音・画像・動画を利用するには、アナログデータをデジタル化する必要がある。
音をデジタルデータに変換することを考える。PCM(パルス符号変調)方式でアナログ音声データをデジタルデータに変換する。量子化ビット数16ビット、サンプリング周波数44,100Hzでステレオ(2チャンネル)の音の5分間のデータ量は何バイトか。最も適切な計算式を選べ。ただし、データの圧縮は行わないものとする。

〔解答群〕
ア (44,100×16×2)×(5×60)×8
イ (44,100×16×2)×(5×60)÷8
ウ (44,100×16÷2)×(5×60)÷8
エ {(44,100÷16)÷2}×(5×60)×8
オ {(44,100÷16)÷2}×(5×60)÷8

解説

アナログデータをデジタル化する問題です。問題文を1つずつ理解していきましょう。

サンプリング周波数44,100Hzというのは、1秒間に44,100回のデータを採取(標本化)することをいい、ステレオ(2チャンネル)というのは、同じサイズのデータが2つあることを言います。量子化ビット数16ビットというのは、標本化で採取した1回のデータを数値化するのに16ビット必要ということです。よってデータは1秒間で44,100×16×2(ビット)のデータ量になります。今回は、5分間なので300秒となり300倍(5×60)します。最後にバイトに単位を揃えますが、8ビットで1バイトですので、8で割ることでバイトに変換します。
まとめると、(44,100×16×2)×(5×60)÷8の式で表されます。

以上から、正解は選択肢イとなります。

 

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