【過去問解説(経済学)】H25 第3問 45度線分析

今回はH25年第3問の45度線分析に関する問題について解説します。

H25 経済学 第3問

いま、総需要Dは、GDPをYとするとき、D=50+0.8Yで与えられるものとする。完全雇用GDPを300としたときの説明として最も適切なものはどれか。
ア 均衡GDPは250であり、10のインフレギャップが生じている。
イ 均衡GDPは250であり、10のデフレギャップが生じている。
ウ 均衡GDPは250であり、50のデフレギャップが生じている。
エ 均衡GDPは300であり、50のインフレギャップが生じている。

 

今回の問題では、均衡GDPと、インフレ/デフレギャップが問われています。

インフレ/デフレギャップを問われているので、実際に45度線分析の図を書きながら求めていきます。

インフレ/デフレギャップは図で表すと図1の通りでしたね。

 

図1インフレギャップとデフレギャップ

 

図のようにデフレギャップが発生しているとき、均衡国民所得は完全雇用国民所得より小さく、インフレギャップが発生しているときは均衡国民所得は完全雇用国民所得より大きくなります。

そのため、まずは均衡国民所得を求めてインフレギャップが発生しているのかデフレギャップが発生しているのかを確認します。

 

均衡国民所得はYS=YとYD=50+0.8Yの2つの式の交点なので、

Y=50+0.8Y より Y=250 となります。

 

完全雇用国民所得は300ですので、完全雇用国民所得は均衡国民所得の右側にあり、デフレギャップが生じていることがわかります。

 

これを図にすると図2のとおりです。

 

図2 デフレギャップ

 

GDPが300のときYSは300ですので、デフレギャップはGDPが300のときのYDを求め、300とYDの差を求めることによって計算します。

GDPが300のときのYDは、総需要の式にY=300を代入して

YD=50+0.8×300=290

ですので、

300-290=10

より、デフレギャップは10となります。

 

以上から、正解は選択肢イとなります。

 

 

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