【過去問解説(経済学)】H25 第8問 財政・金融政策に関する理論

今日は経済学のH25第8問について解説します。

 

H25 経済学 第8問
政府は一時的な減税を行うのと同時に、公債を発行するものとする。家計が生涯所得に依存して消費を決定し、また子孫世代のことを考慮に入れる場合、このような公債発行が家計行動に与える影響として、最も適切なものはどれか。
ア 家計に流動性制約がある場合、現時点の貯蓄を増加させる。
イ 家計は公債が償還される将来を見通して行動するため、現時点の消費を増加させる。
ウ 公債償還時に借換債の発行が行われ続けることが予想されると、現時点の貯蓄を減らす。
エ 公債の償還が自らの生存中にないことが分かっている場合、現時点の消費を減らす。

 

バローの等価定理に関する問題です。

バローの等価定理(中立命題)とは、国債の償還が将来の世代に行われる場合において、国債が発行され財政政策が行われると、人々は将来の子供の世代に遺産を残そうと消費を減らし貯蓄を増やすという考え方です。これは、将来国債を償還するために増税があるかもしれないと考えるためで、この考え方に基づくと国債の発行と増税は経済効果に差がないという結論となります。

まとめシートでもイラスト入りで紹介していましたね。

 

これを踏まえて選択肢を見てみると、当てはまるのは選択肢エです。

よって、正解は選択肢イとなります。

 

 

 

2020年度版まとめシート(前編)好評発売中!

ご購入はこちら

 

 

—–

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


プロフィール

中小企業診断士一次試験テキスト「一目でわかる!覚えてしまう!中小企業診断士一次試験 一発合格まとめシート」著者によるブログです。
「まとめシート」の知識を使った過去問解説や、「まとめシート」に関する情報を発信していきます。

◆ブログ村参加しています◆
気に入っていただけたら、クリックお願いします!
にほんブログ村 資格ブログ 中小企業診断士試験へ