【過去問解説(財務・会計)】R2 第4問 資本金に関連するルール

今日は財務・会計のR2第4問について解説します。

R2 財務・会計 第4問

B社は、定時株主総会において、繰越利益剰余金を原資として6,000千円の配当を行うことを決議した。なお、配当を行う前の資本金は18,000千円、資本準備金は1,000千円、利益準備金は 3,000千円であった。
このとき、積み立てるべき法定準備金として、最も適切なものはどれか。
ア 資本準備金:100千円  利益準備金:300千円
イ 資本準備金:100千円  利益準備金:600千円
ウ 利益準備金:500千円
エ 利益準備金:600千円

解説

資本金に関連するルールについて問う問題です。

まとめシートでも解説しましたが、剰余金から配当を行う場合、配当額の一部を準備金に積み立てることが会社法により定められています。このとき、積み立てなければいけない金額は下記の①・②のうち小さい方とされています。
① 配当額の1/10
② 資本金×1/4-(資本準備金+利益準備金)

これを踏まえて問題を解いていきましょう。

まず①配当金の1/10を求めます。

配当金は6,000千円なので、その1/10ですと600千円となります。

次に②資本金×1/4-(資本準備金+利益準備金)を求めます。

資本金は18,000千円、資本準備金は1,000千円、利益準備金は 3,000千円なので、

18,000×1/4-(1,000+3,000)=500

なので500千円となります。

①、②を比較すると②の方が小さいので積み立てないといけない金額は②の500千円です。

そして、問題文中に「繰越利益剰余金を原資として6,000千円の配当を行う」とありますので、利益準備金を積み立てることになり、正解は選択肢ウの「利益準備金:500千円」となります。

 

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