【過去問解説(財務会計)】H27 第2問 本支店会計

今日は財務会計のH27 第2問について解説します。

H27 財務会計 第2問

本支店会計において本店集中計算制度を採用している場合、A 支店から B 支店へ現金 200,000 円を送付したときの B 支店の仕訳として、最も適切なものはどれか。
ア (借)B 支店 200,000 (貸)A 支店 200,000
イ (借)現 金   200,000 (貸)A 支店 200,000
ウ (借)現 金   200,000 (貸)B 支店 200,000
エ (借)現 金   200,000 (貸)本店    200,000

解説

簿記分野より、本支店会計に関する問題です。
本支店会計には2つの制度があり①本店集中計算制度と②支店独⽴計算制度です。
診断士の試験では①本店集中計算制度の出題頻度が高いです。

尚、本店集中計算制度とは、全ての取引(支店間の取引も含める)は本店を経由して取引したとみなす制度です。
今回はB支店の仕訳について問われています。

それでは各店の仕訳をみていきましょう。

<A支店>
(借)本店 200,000 (貸)現金 200,000
→全ての取引は本店を経由するので、A支店の送付した現金は、B支店に直接ではなく本店にを送付したとみなします。
<本店>
(借)現金  200,000 (貸)A 支店 200,000
(借)B 支店 200,000 (貸)現金  200,000
→A支店から送付された現金は一度本店で受取られ、その後本店からB支店に送付されます。

この際、本店仕分けの借方と貸方にある現金200,000をそれぞれ相殺すると、以下の仕分になります。
(借)B支店 200,000  (貸)A支店 200,000

<B支店>
(借)現金  200,000 (貸)本店  200,000
A支店からの現金は一度本店を経由しているので、B支店は本店より200,000現金が送付されたとみなされます。

以上から、正解は選択肢エとなります。

お気づきの方もいらっしゃると思いますが、本問の解説はR3第2問とほぼ同じです。
本問のように、数字を少し変えただけの類題が出題されることがありますので、解法の型を身に着けておきましょう。

 

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