【過去問解説(運営管理)】H25 第24問 店舗立地

今回の過去問解説はH25年第24問の店舗立地の問題についてです。

 

H25 運営管理 第24問
小売吸引力に関して、次の文中の空欄A〜Cに入る語句として最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
小売吸引力とは、小売店が顧客を引き付ける力を意味し、市場地域特性、個別消費者特性、立地点特性、店舗特性、マーケティング特性などによって規定される。
引力モデルで有名なハフは、ある目的地の効用はその地点にある小売施設の規模に[ A ]し、消費者がその目的地に到着するのに必要な時間に[ B ]すると指摘した。また、小売吸引力によって、小売店が顧客を引き付ける地域を[ C ]という。
[解答群]
ア A:反比例 B:比例  C:商圏
イ A:反比例 B:比例  C:ポジショニング
ウ A:比例  B:反比例 C:ポジショニング
エ A:比例  B:反比例 C:商圏

解説

それでは早速各空欄を見ていきましょう。

空欄A、Bはハフモデルについての説明です。
ハフモデルとは、消費者がある天日に買い物に行く確率を示したものです。
ハフモデルでは、ある店舗を選ぶ確率は、店舗の規模に比例し、距離に反比例するとしています。
つまり、消費者は近くて大きな店を選びやすい、ということを意味しています。

これを踏まえて空欄A、Bを見てみると、空欄Aには比例が、空欄Bには反比例が入りますので、選択肢はウまたはエに絞られます。

次に空欄Cを見てみると、「小売店が顧客を引き付ける地域」とあります。
選択肢には商圏とポジショニングという言葉が並んでいますが、この説明に当てはまるのは商圏の方です。

以上から、正解は選択肢エとなります。

 

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