【過去問解説(運営管理)】H24 第25問 ショッピングセンター

今日は、運営管理のH24 第25問について解説します。

運営管理 H24 第25問

日本のショッピングセンターの現況に関して、次の文中の空欄A〜Dに入る最も適切なものの組み合わせを下記の解答群から選べ。
なお、解答群のうち、「周辺地域」とは「中心地域に隣接した都市機能が適度に存在する地域」を、「郊外地域」とは「都市郊外で住宅地や農地等が展開されている地域」をいう。

日本ショッピングセンター協会では、ショッピングセンターの基準を[A]により計画、開発されるものであり、①小売業の店舗面積が 1,500 m2 以上であり、②キーテナントを除くテナントが 10 店舗以上含まれ、③キーテナントの面積がショッピングセンター面積の 80 % 程度を超えないこと、④ [B]等があり、広告宣伝、共同催事などの共同活動を行っていることとしている。
ショッピングセンターの立地傾向は、2000 年以降、[C]への立地が約6〜7割を占めていたが、2010 年は5割を下回った。それに対して [D]への立地が、約1〜2割から約4割に増大した。

[解答群]
ア A:自治体     B:商業協同組合 C:郊外地域 D:周辺地域
イ A:自治体     B:テナント会  C:周辺地域 D:郊外地域
ウ A:ディベロッパー B:商業協同組合 C:周辺地域 D:郊外地域
エ A:ディベロッパー B:テナント会  C:郊外地域 D:周辺地域

解説

ショッピングセンターに関する問題です。
ショッピングセンターの定義について、まとめシートでは以下の通りまとめています。

それでは空欄をみていきましょう。

:ショッピングセンターの開発は「ディベロッパー」が行います。

:ショッピングセンターには「テナント会」があります。

この時点で、選択肢エと確認できますが、念のため残りも見ていきます。

C、D:ショッピングセンターの立地傾向は「郊外地域」→「周辺地域」へと変化しています。

以上から、正解は選択肢エとなります。

この問題はH24年の問題と少し古いので、現在は立地区分が変更されています。
ショッピングセンターについて、余裕のある方は最新の概況も簡単に押さえておくと良いでしょう。

最新(2021年末)のデータは以下の日本ショッピングセンター協会のHPから確認できます。

SC白書/全国のSC数・概況

 

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