今日は運営管理のH28第34問について解説します。
物流ネットワークに関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア 商品回転率が低い商品は、多くの物流拠点に分散在庫するよりも、少数の物流拠点に集中在庫する方が望ましい。
イ 複数の物流拠点を水平的に統合すると、通常、物流段階数が少なくなる。
ウ 物流活動は、販売活動を行う各営業所がそれぞれ物流拠点を設けて行わなければならない。
エ 物流拠点の数は、輸配送コスト以外に物流サービスだけを考慮すれば合理的に決定することができる。
解説
物流ネットワークに関する問題です。
それでは早速各選択肢を見ていきましょう。
選択肢アは、「商品回転率が低い商品」とありますが、入出庫の頻度が低い商品を多くの物流拠点に分散在庫すると、保管スペースの確保により効率が低下する可能性や、物流拠点全体の在庫量が多くなる可能性があるため、少数の物流拠点に集中在庫する方が望ましいと考えられます。
よって、この選択肢は〇です。
選択肢イは、「物流拠点を水平的に統合」とありますが、複数の物流拠点を水平的に統合しても規模が拡大するだけであり、垂直的に統合することで物流段階数が少なくなります。
よって、この選択肢は×です。
選択肢ウは、「各営業所がそれぞれ物流拠点を設けて」とありますが、物流拠点を営業所ごとに設けるとなると、物流拠点数が過多になり、在庫や運搬が非効率になってしまいますので、各営業所の地理的関係を考慮して物流拠点を設けるべきと考えられます。
よって、この選択肢は×です。
選択肢エは、「物流サービスだけを考慮すれば合理的に決定」とありますが、輸配送コストと物流サービス以外にも、配送のリードタイムや事業継続計画(BCP)等、多面的な観点で考える必要があります。
よって、この選択肢は×です。
以上から正解は選択肢アとなります。
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