【過去問解説(運営管理)】H30 第35問 チェーン小売業の物流センター

今日は運営管理のH30第35問について解説します。

今日は企業経営理論R1第17問の組織論(リーダーシップ)に関する問題について解説します。

H30 運営管理 第35問

チェーン小売業の物流センターの運営に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア 3PL(Third Party Logistics)事業者は、倉庫や車両などの施設や設備を自ら所有しなければ、荷主に対してサービスを提供することができない。
イ デジタルピッキングは、人の手を介さずにピッキング作業を自動化する装置である。
ウ ピッキング作業は、ピッキングする商品品目数がオーダー数より多い場合は摘み取り方式で、少ない場合は種まき方式で行うのが一般的である。
エ マテハン機器のうち、ソーターは保管用の機器であり、フローラックは仕分用の機器である。

解説

チェーン小売業の物流センターの運営に関する問題です。

それでは早速、各選択肢を見ていきましょう。

選択肢アにある3PL(Third Party Logistics)事業者は、アセット型とノンアセット型の2つのタイプに分けることができます。アセット型は、自社で倉庫や輸送手段、物流拠点などを所有している業者であり、ノンアセット型は自社ではそれらを所有しておらず、輸送業者や倉庫業者と提携して荷主企業のニーズに対応していく業者を指します。
よって、この選択肢は×です。

選択肢イにあるデジタルピッキングとは、棚に設けられた表示器を利用した作業支援システムです。作業者は表示器が光った場所にある商品をピッキングしますので、ピッキング作業自体が自動化されているわけではありません。
よって、この選択肢は×です。

選択肢ウ:ピッキング作業には摘み取り方式と種まき方式があります。摘み取り方式は、納入する顧客(オーダー)毎に商品をピッキングする方法であり、多品種少量の出荷やピッキングする商品品目数がオーダー数より多い場合に採用されます。種まき方式は、まず商品を必要な数だけまとめてピッキングし、それを顧客(オーダー)に振り分けていく方式であり、少品種大量の出荷やピッキングする商品品目数がオーダー数よりも少ない場合に採用されます。
よって、この選択肢は〇です。

選択肢エにある「マテハン機器」とは、物流業務において運搬や荷役作業(マテハン:マテリアル・ハンドリング)を支援する機器のことです。ソーターは、商品を種類別や送り先別に仕分けをする作業を支援する機械であり、短時間に大量の商品を仕分けることができます。フローラックは、商品を置く棚板が後から前面に向かって斜めに下がっている保管用の棚のことです。コンビニエンスストアの飲料ケースに採用されているのが身近な例でしょう。
よって、この選択肢は×です。

以上から、正解は選択肢ウとなります。

 

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