【過去問解説(運営管理)】R3 第16問 職務設計

今日は、運営管理のR3 第16問について解説します。

 運営管理 R3 第16問

職務設計に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア 職務設計においては、高生産性と同時に作業者のモラールの向上が実現されるように、作業者に分担させる仕事の内容を計画しなければならない。
イ 職務設計においては、作業者の心理的要因を十分考慮し、「仕事を人に合わせる」という考え方ではなく「仕事に人を合わせる」というアプローチが必要とされる。
ウ 多工程持ちは変種変量生産への対応において効果的な方策であるが、作業者には負担感が大きく、モラールを低下させる 1 つの要因となる。
エ フォードシステムを導入することにより、流れ作業と分業化によって作業の効率化が進められると同時に、職務拡大や職務充実が図られる。

解説

職務設計に関する問題です。

早速選択肢をみていきましょう。

選択肢ア:その通りです。職務設計とは、生産性の向上目的だけでなく作業者のモラール向上も考慮する必要があります。
よって、この選択肢は〇です。

選択肢イ:誤りです。選択肢アで解説の通り、作業者のモラール向上なども考慮すると「人」を主体にし、そこに合わせて仕事を設計するというのが職務設計といえます。
よって、この選択肢は×です。

選択肢ウ:「作業者には負担感が大きく、モラールを低下させる 」という点が誤りです。これらは主に多工程持ちではなく、単純作業の反復である多台持ちのリスクとして挙げられることが多いです。
よって、この選択肢は×です。

選択肢エ:誤りです。フォードシステムとはコンベヤーを使用した流れ作業の大量生産方式のことです。職務拡大とは例えば、一つの作業しかできなかった人に、別の作業も経験させることで多能工化するといったこと、職務拡充とはこれまで担当していた仕事の範囲内で、よりレベルの高い仕事に挑戦させるといったような業務の質的な充実を図ることですので、フォードシステムの導入でこれらの効果が得られるとは言い難いです。
よって、この選択肢は×です。

以上から、正解は選択肢アとなります。

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