今日は、運営管理のR5(再試)第33問について解説します。
物流におけるユニットロードに関する記述として、最も適切なものはどれか。
ア 一貫パレチゼーションは、最終目的地まで貨物を異なるパレットに積み替えな
がら物流を行うことである。
イ 通い容器は、一定の企業または事業所などの間で、 1 回限りの使用を目的とし
た輸送用容器のことである。
ウ 日本産業規格(JIS)のユニットロードシステム通則(JIS Z 0650:2020)で規定さ
れているパレットの平面寸法は、 1 種類に統一されている。
エ パレットプールシステムは、互換性のあるパレットを広範囲の利用者間で共同
運用する仕組みである。
オ 平パレットを使用する場合は、使用しない場合に比べて、積み込みや取り卸し
などの荷役効率が低い。
解説
ユニットロードに関する問題です。それでは各選択肢を見ていきましょう。
選択肢ア:一貫パレチゼーションは作業効率のため同じパレットで積み替えせずに物流を行います。
よって、この選択肢は×です。
選択肢イ:通い容器は、何回も繰り返し使用する目的とした輸送用容器のことである。
よって、この選択肢は×です。
選択肢ウ:JIS Z 0650-2020で規定されているパレットの寸法は11型と12型の2種類である。
よって、この選択肢は×です。
選択肢エ:パレットプールシステムは、複数の荷主でパレットを共同利用します。
よって、この選択肢は〇です。
選択肢オ:平パレットは平たい板状のパレットで、フォークリフトの差込口があり、荷役効率が高くなります。
よって、この選択肢は×です。
以上から、正解は選択肢エとなります。
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