今日は、運営管理のR5(再試)第40問について解説します。
令和3 年6 月1 日から、原則として企業規模に関係なく、すべての食品等事業者
はHACCP に沿った衛生管理に取り組むこととなっている。そこで小規模営業者
等は、業界団体が作成し、厚生労働省が内容を確認した手引書を参考にして、厚生
労働省のサイトに記載された6 つの内容を実施していれば、該当する食品衛生法の
規定に基づき、「営業者は厚生労働省令に定められた基準(一般衛生管理の基準と
HACCP に沿った衛生管理の基準)に従い、公衆衛生上必要な措置を定め、これを
遵守している」と見なされる。
上記の下線部で示した6 つの内容に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も
適切なものを下記の解答群から選べ。
a 手引書の解説を読み、自分の業種・業態では、何が危害要因となるかを理解す
ること。
b 手引書のひな形を利用して、衛生管理計画と(必要に応じて)手順書を準備する
こと。
c 衛生管理計画と手順書の内容を取引関係者に周知すること。
〔解答群〕
ア a:正 b:正 c:正
イ a:正 b:正 c:誤
ウ a:誤 b:正 c:正
エ a:誤 b:誤 c:正
オ a:誤 b:誤 c:誤
解説
HACCPに関する問題です。それでは各選択肢を見ていきましょう。
記述1:まずは、業種や業態ごとに何が危害要因となるか理解するところから開始します。
よって、この記述は正になります。
記述2:次に、衛生管理と手順書を作成します。手順書の例としては、清掃方法や手洗いの方法などがあります。
よって、この記述は正になります。
記述3:作成した内容が誰でも和kるように、従業員に周知することが必要です。
よって、この記述は誤になります。
以上から、正解は選択肢イとなります。
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