【過去問解説(運営管理)】R5 第15問(1) 時間分析

今日は、運営管理 R5 第15問(1)について解説します。

 運営管理 R5 第15問(1)

金属部品を人手で加工する作業の標準時間を計算するためのデータとして、
正味作業の観測時間: 5 分/個
レイティング係数:120
内掛け法による余裕率:0.20
の値を得た。
このとき、下記の設問に答えよ。

(設問 1 )

この作業に対する外掛け法による余裕率の値として、最も近いものはどれか。
ア 0.15
イ 0.20
ウ 0.25
エ 0.30
オ 0.35

解説

時間分析のうち、余裕率の計算に関する問題です。
まとめシートでは、以下の通り解説しています。

本問ですが、公式を使って計算しなくても外掛け法と内掛け法の関係を理解していれば解ける問題です。

正味時間と余裕時間の関係は以下のようになっています。

以上の関係と、まとめシートで解説している公式より
余裕率=余裕時間÷正味時間 ですので
20÷80=0.25となります。

以上から、正解は選択肢ウとなります。

 

 

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