今日は、企業経営理論 R5(再試) 第18問について解説します。
下図は、J. P. コッターの提唱した組織変革の 8 段階モデルの各段階における課題を図示したものである。
図の中の空欄A~Gに入る課題の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
[解答群〕
ア A:組織メンバーの自発を促す
B:ビジョンと戦略を生み出す
C:変革推進のための連帯チームを築く
D:変革のためのビジョンを周知徹底する
E:新たな方法を企業文化に定着させる
F:短期的成果を実現する
G:成果を活用し、さらに変革を推進する
イ A:ビジョンと戦略を生み出す
B:変革推進のための連帯チームを築く
C:変革のためのビジョンを周知徹底する
D:新たな方法を企業文化に定着させる
E:組織メンバーの自発を促す
F:短期的成果を実現する
G:成果を活用し、さらに変革を推進する
ウ A:ビジョンと戦略を生み出す
B:変革推進のための連帯チームを築く
C:変革のためのビジョンを周知徹底する
D:短期的成果を実現する
E:組織メンバーの自発を促す
F:成果を活用し、さらに変革を推進する
G:新たな方法を企業文化に定着させる
エ A:変革推進のための連帯チームを築く
B:組織メンバーの自発を促す
C:ビジョンと戦略を生み出す
D:変革のためのビジョンを周知徹底する
E:新たな方法を企業文化に定着させる
F:短期的成果を実現する
G:成果を活用し、さらに変革を推進する
オ A:変革推進のための連帯チームを築く
B:ビジョンと戦略を生み出す
C:変革のためのビジョンを周知徹底する
D:組織メンバーの自発を促す
E:短期的成果を実現する
F:成果を活用し、さらに変革を推進する
G:新たな方法を企業文化に定着させる
解説
組織変革に関する問題です。
まとめシートでは、以下の通り解説しています。
それでは、図中のA~Gに入る選択肢を見ていきましょう。 J. P. コッターの「組織変革の8 段階モデル」については知らない方も多いと思いますので、試験で初見の場合どのように解いていくかを考えていきます。 第1段階は図のとおり
「危機意識を高める」 です。 ここからは、「変革を進めるとしたら次に何をするのが自然か?」という順番で考えます。
危機意識を共有しただけでは変革は進みません。
まず必要なのは、中心となって変革を進めるメンバーです。
したがって、
A:変革推進のための連帯チームを築く
となります。
チームができたら、次に必要なのは方向性です。
いきなり実行には移れません。
まずは、
B:ビジョンと戦略を生み出す
が入ります。
ビジョンは作っただけでは意味がありません。
組織全体に伝わっていなければ行動は変わりません。
したがって、
C:変革のためのビジョンを周知徹底する
となります。
ビジョンが共有されて初めて、現場が動けます。
ここで必要なのは実行段階です。
よって、
D:組織メンバーの自発を促す
が入ります。
実行が始まったら、次に重要なのは途中成果です。
変革は長期戦なので、早い段階で成功体験を作ります。
したがって、
E:短期的成果を実現する
となります。
短期成果で満足してはいけません。
それを活用してさらに変革を広げます。
よって、
F:成果を活用し、さらに変革を推進する
となります。
G(第8段階) 最後に必要なのは定着です。
変革が一時的なものにならないようにします。 したがって、 G:新たな方法を企業文化に定着させる が入ります。
初見の場合
危機感
→ 推進チーム
→ ビジョン策定
→ 周知
→ 実行促進
→ 短期成果
→ 拡大
→ 文化定着 この自然なストーリーで考えると正解を導くことが出来ます。 ✅ 以上から、正解は選択肢オとなります。
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