【過去問解説(経済学)】R1 第1問 時事系問題

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今日は経済学のR1第1問について解説します。

 

R1 経済学 第1問
下図は、政府の債務残高(対GDP比)の国際比較である。 図中のa~cに該当する国の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

〔解答群〕
ア a:アメリカ  b:イタリア  c:日本
イ a:イタリア  b:日本    c:アメリカ
ウ a:日本    b:アメリカ  c:イタリア
エ a:日本    b:イタリア  c:アメリカ

 

解説

今回は時事系問題です。

時事系問題は、最初から知っている内容が問われていればすぐ解けますが、知らない場合も既存の知識を元に推測を膨らませながら考えていくと解答の糸口が見えてくる可能性があります。

 

今回は対GDP比の債務残高のグラフを見て、どの国か当てる問題です。

このような問題は、特徴的でわかりやすいものから考えていきます。

グラフを見るとaの国は対GDP比の債務残高が200%を超えて今も増加し続けています。
この債務残高の多さから、aの国は日本だと決定できます。

次にbとcの国がアメリカかイタリアのどちらなのかを考えます。

アメリカとイタリアの対GDP比の債務残高を知らない場合、他の情報から解答の糸口がないかを探します。

そこで、グラフの変化を見てみると、cの国は2008年前後で急に債務残高が増えています。
2008年前後というと、リーマンショックが起こった年です。その当事者であるアメリカは大きな経済的影響を受けたため、2008年前後で急に債務残高が増えたcの国はアメリカであると考えられます。

すると、残りのbの国はイタリアとなります。

以上から、a:日本、b:イタリア、c:アメリカで、正解は選択肢エとなります。

 

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