【過去問解説(運営管理)】H29 第34問 需要予測

今日は、運営管理 H29 第34問について解説します。

 運営管理 H29 第34問

需要予測に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア 移動平均法は、過去の一定期間の実績値の平均に過去の変動要因を加えて予測する方法である。
イ 季節変動とは、 3か月を周期とする変動のことである。
ウ 指数平滑法は、当期の実績値と当期の予測値を加重平均して次期の予測値を算出する方法である。
エ 重回帰分析では、説明変数間の相関が高いほど良い数式(モデル)であると評価できる。

解説

需要予測に関する問題です。
まとめシートで以下の通り解説しています。

それでは選択肢をみていきましょう。

選択肢ア:誤りです。移動平均は、決められた一定期間の平均値を求める方法で、過去の変動要因は考慮する必要はありません。
よって、この選択肢は×です。

選択肢イ:誤りです。季節変動とは、 12か月を周期とする変動のことを指します。
よって、この選択肢は×です。

選択肢ウ:その通りです。指数平滑法は、過去の予測値と実績値を利用して需要を予測する方法です。
よって、この選択肢は〇です。

選択肢エ:誤りです。重回帰分析は、例えば、店舗面積、商圏人口、広告宣伝費といった要因から売上を予測するといったように、複数の説明変数(この場合:店舗面積、商圏人口、広告宣伝費)の変化から、目的変数(この場合:売上)の変化を分析するものです。そのため、説明変数間の相関と数式(モデル)自体には関係はありません。
よって、この選択肢は×です。

以上から、正解は選択肢ウとなります。

 

 

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