【過去問解説(運営管理)】R5 第25問 大規模小売店舗立地法

今日は運営管理のR5第25問について解説します。

R5 運営管理 第25問

  大規模小売店舗立地法に関する記述として、最も適切なものはどれか。

〔解答群〕
ア この法律の主な目的は、大規模小売店舗における小売業の事業活動を調整することにより、その周辺の中小小売業の事業活動の機会を適正に確保することである。
イ この法律の施行に伴い、地域商業の活性化を図ることを目的として大規模小売店舗法の規制が強化された。
ウ この法律の対象は、店舗面積が1,000m2を超える小売業を営む店舗であり、飲食店業を営む店舗は含まれない。
エ この法律の役割は、商店街が地域コミュニティの担い手として行う地域住民の生活の利便を高める試みを支援することである。
オ 大規模小売店舗を新設する場合、開店後1 カ月以内に新設に関する届出をしなければならない。

解説

大規模小売店舗立地法に関する問題です。大規模小売店舗立地法は、大店立地法とも略され、周辺地域の生活環境の保持を目的とした法律です。

選択肢アですが、大店法の内容が書かれています。大店立地法は、周辺地域の生活環境の保持を目的としたものであることから適切ではありません。
選択肢イですが、地域商業の活性化は大店立地法には無関係であることから適切ではありません。
選択肢ウですが、記載の通りです。補足として、洋服のお直しやイージーオーダーなどの物品加工修理業は小売店と同様とみなされます。
選択肢エですが、地域商店街活性化法の役割であり、地域コミュニティの担い手は大店立地法には無関係であることから適切ではありません。
選択肢オですが、開店後では周辺住民への説明会などの対応ができないことから適切ではありません。

以上から、正解は選択肢ウとなります。

 

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