【過去問解説(運営管理)】R7 第35問 ユニットロード #中小企業診断士試験

今日は、運営管理 R7 第35問について解説します。

運営管理 R7 第35問

物流におけるユニットロードに関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア DFL(Design For Logistics)は、ユニットロードに適合するように、輸送機関を見直して、積載効率などを向上させるという考え方である。
イ PI(Physical Internet)は、各社専用の多様なユニットロードを推奨する物流システムである。
ウ 複合一貫輸送は、ユニットロードを組み替えながら、 1 種類の輸送機関を利用して行う輸送のことである。
エ 包装モジュールは、ユニットロードシステムによる流通効率化を目的として、体系化された輸送包装寸法を得るための基準となる数値である。
オ ユニットロード化は、貨物の積み込みや取り卸しなどの荷役効率を低下させる。

解説

ユニットロードに関する問題です。
まとめシートでは、以下の通り解説しています。


それでは選択肢をみていきましょう。

選択肢ア:DFL(Design For Logistics)は、ユニットロードに適合するように、輸送機関を見直して、積載効率などを向上させるという考え方である。
→ ❌ 誤りです。
DFLは、輸送機関を見直す考え方ではなく、製品設計の段階で物流効率を考慮する考え方です。つまり、製品や包装の設計を工夫して、保管・輸送・荷役をしやすくする発想です。
よって、この選択肢は×です。
選択肢イ:PI(Physical Internet)は、各社専用の多様なユニットロードを推奨する物流システムである。
→ ❌ 誤りです。
PIは、各社専用の仕組みを推奨するのではなく、物流資源やユニットロードの標準化・共通利用を進める考え方です。つまり、専用化ではなく、共通化によって物流全体の効率化を目指します。
よって、この選択肢は×です。

選択肢ウ:複合一貫輸送は、ユニットロードを組み替えながら、1種類の輸送機関を利用して行う輸送のことである。
→ ❌ 誤りです。
複合一貫輸送とは、トラック・鉄道・船舶など複数の輸送機関を組み合わせて、一貫して輸送する方式です。つまり、1種類の輸送機関を使うのではなく、輸送機関を組み合わせる輸送です。
よって、この選択肢は×です。

選択肢エ:包装モジュールは、ユニットロードシステムによる流通効率化を目的として、体系化された輸送包装寸法を得るための基準となる数値である。
→ ✅ 正しいです。
包装モジュールは、パレットやコンテナなどのユニットロードシステムに適合しやすいよう、輸送包装寸法を体系化するための基準となる数値です。流通効率化のための標準化の考え方そのものです。
よって、この選択肢は〇です。

選択肢オ:ユニットロード化は、貨物の積み込みや取り卸しなどの荷役効率を低下させる。
→ ❌ 誤りです。
ユニットロード化は、貨物を一定単位にまとめて扱えるようにすることで、積み込みや取り卸しをしやすくし、荷役効率を高めます。つまり、荷役効率を低下させるのではなく、向上させます。
よって、この選択肢は×です。
✅ 以上から、正解は選択肢エとなります。

なお、本問は用語を知らないと厳しい問題ですので、本試験では消去法でなんとか正解に辿り着ければOKです。

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