【過去問解説(運営管理)】R8 第36問 物流 #中小企業診断士試験

今日は、 運営管理 R8 第36問について解説します。

運営管理 R8 第36問

小売業の物流センターの機能に関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア 仕入先から物流センターへの納品頻度を少なくするには、通過型物流センターよりも、在庫型物流センターを利用する方が適している。
イ 通過型物流センター内の作業工程数を少なくするには、注文商品を事前に店舗別に仕分けて入荷するタイプの物流センターよりも、事前に仕分けをせずに総量をそのまま入荷するタイプの物流センターを利用する方が適している。
ウ 店舗での発注から納品までのリードタイムを短くするには、在庫型物流センターよりも、通過型物流センターを利用する方が適している。
エ 物流センターから店舗へのカテゴリー納品は、納品車両の積載効率を上昇させるのに適している。
オ プロセスセンターは、物流ネットワーク上で輸送機関を切り替えることを主な機能としており、貨物ターミナル駅やコンテナターミナルなどと呼ばれる。

解説

物流センターに関する問題です。
まとめシートでは、以下の通り解説しています。

それでは選択肢を見ていきましょう。

選択肢ア:仕入先から物流センターへの納品頻度を少なくするには、通過型物流センターよりも、在庫型物流センターを利用する方が適している。
→ ✅ 正しいです。
在庫型物流センターは在庫を持てるので、まとめて納品が可能となります。
よって、この選択肢は〇です。
選択肢イ:通過型物流センター内の作業工程数を少なくするには、注文商品を事前に店舗別に仕分けて入荷するタイプの物流センターよりも、事前に仕分けをせずに総量をそのまま入荷するタイプの物流センターを利用する方が適している。
→ ❌ 誤りです。
作業工程数を少なくするには、事前に店舗別に仕分けて入荷する方が適しています。
よって、この選択肢は×です。
選択肢ウ:店舗での発注から納品までのリードタイムを短くするには、在庫型物流センターよりも、通過型物流センターを利用する方が適している。
→ ❌ 誤りです。
在庫型物流センターは在庫から即出荷できるため、リードタイムが短くなります。
よって、この選択肢は×です。
選択肢エ:物流センターから店舗へのカテゴリー納品は、納品車両の積載効率を上昇させるのに適している。
→ ❌ 誤りです。
カテゴリー納品は配送先の店舗での検品・陳列の効率化のために行われます。
カテゴリーごとに端数が生じるので積載効率は多少犠牲になります。
よって、この選択肢は×です。
積載効率を高めるには、共同配送・混載などの手段が挙げられます。
選択肢オ:プロセスセンターは、物流ネットワーク上で輸送機関を切り替えることを主な機能としており、貨物ターミナル駅やコンテナターミナルなどと呼ばれる。
→ ❌ 誤りです。
プロセスセンターは生鮮食品などの食品の加工や包装などを行う物流施設のことです。
例えば、イオングループではプロセスセンターで水産・畜産・農産品を加工し、グループ各店に供給しています。
よって、この選択肢は×です。
✅ 以上から、正解は選択肢アとなります。

 

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