【過去問解説(経済学)】R7 第9問 フィッシャー方程式 #中小企業診断士試験

今日は、経済学 R7 第9問について解説します。

経済学 R7 第9問

物価上昇率と利子率の関係に関する考え方にフィッシャー方程式がある。フィッシャー方程式に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

a 名目利子率は、実質利子率から期待物価上昇率を控除したものである。
b 名目利子率が上昇しても、これと同じだけ物価上昇率が高くなると、実質利子率は変化しない。
c 名目利子率が一定で将来の物価上昇が見込まれるとき、実質利子率は低下する。

〔解答群〕
ア a:正  b:正  c:正
イ a:正  b:正  c:誤
ウ a:正  b:誤  c:正
エ a:誤  b:正  c:正
オ a:誤  b:正  c:誤

解説

フィッシャー方程式に関する問題です。
まとめシートでは、以下の通り解説しています。

フィッシャー方程式とは、物価上昇率と利子率の関係に関する考え方を表した方程式です。この考え方によると、実質利子率は、名目利子率から期待物価上昇率、つまり、インフレ率を控除したものとして、以下のように表すことができます。
実質利子率=名目利子率-インフレ率

それでは選択肢を見ていきましょう。

選択肢a:名目利子率は、実質利子率から期待物価上昇率を控除したものである。
→ ❌ 誤りです。~

フィッシャー方程式では、名目利子率は、実質利子率に期待物価上昇率を加えたものとされます。
よって、この選択肢は×です。

選択肢b:名目利子率が上昇しても、これと同じだけ物価上昇率が高くなると、実質利子率は変化しない。
→ ✅ 正しいです。
フィッシャー方程式は
実質利子率 = 名目利子率 − 期待物価上昇(インフレ)率ですので、名目利子率と物価上昇率が同じだけ上昇すれば、その差は変わりません。
よって、この選択肢は〇です。
選択肢c:名目利子率が一定で将来の物価上昇が見込まれるとき、実質利子率は低下する。
→ ✅ 正しいです。
フィッシャー方程式は
実質利子率=名目利子率−期待物価上昇(インフレ)率ですので、名目利子率が一定のまま、期待物価上昇率が高まると、実質利子率は低下します。
よって、この選択肢は〇です。
✅ 以上から、a:誤  b:正  c:正 ですので
正解は選択肢エとなります。

 

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