【過去問解説(経済学)】R7 第8問 加速度原理 #中小企業診断士試験

今日は、経済学 R7 第8問について解説します。

経済学 R7 第8問

加速度原理の考え方による投資の決定に関する記述の正誤の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

a 生産量の増加が前期に比べて大きくなるとき、投資は増加していく。
b 生産量の増加が前期と同じとき、投資の増加率はゼロになる。
c 生産量の増加が前期に比べて小さくなると、投資はゼロになる。

〔解答群〕
ア a:正  b:正  c:誤
イ a:正  b:誤  c:正
ウ a:正  b:誤  c:誤
エ a:誤  b:正  c:誤
オ a:誤  b:誤  c:正

解説

加速度原理に関する問題です。
まとめシートでは、以下の通り解説しています。

選択肢a:生産量の増加が前期に比べて大きくなるとき、投資は増加していく。
→ ✅ 正しいです。
生産量の増加幅が拡大している(=増加が加速している)場合、将来の需要拡大を見込んで設備投資がさらに必要となります。
選択肢の説明の通り、生産量の増加が加速すると投資は増加します。
よって、この選択肢は〇です。
選択肢b:生産量の増加が前期と同じとき、投資の増加率はゼロになる。
→ ✅ 正しいです。

生産量の増加が前期と同じということは、必要な資本ストックの増加分も前期と同じになります。
つまり、投資額は前期と同じ水準で発生し続けるのであって、投資額そのものは前期から変化しないため、投資の増加率はゼロになります。
よって、この選択肢は◯です。

選択肢c:生産量の増加が前期に比べて小さくなると、投資はゼロになる。
→ ❌ 誤りです。
生産量の増加が鈍化した場合、投資は減少しますが、必ずしもゼロになるわけではありません
よって、この選択肢は×です。
✅ 以上から、a:正  b:正  c:誤 ですので
正解は選択肢アとなります。

 

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4件のフィードバック

  1. こちらの問題の正解、協会ではアになっています

    いつもYouTube動画など、参考にさせて頂いています。
    昨年6月から勉強を始め、法務、システム、中小企業政策の3科目に合格しました
    今年は残り4科目と二次の合格を目指しています!

    1. ご指摘のとおり、正しくは「a:正、b:正、c:誤」で、選択肢アが正解でした。選択肢bの解説は修正いたしました。
      ご指摘いただき、ありがとうございました。残り4科目と二次試験の合格を心より応援しております!

  2. 正解の選択肢はウではなくアではないでしょうか。
    公式解答でもアとなっています。

    1. ご指摘のとおり、正しくは「a:正、b:正、c:誤」で、選択肢アが正解でした。選択肢bの解説は修正いたしました。
      ご指摘ありがとうございました。

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