【過去問解説(企業経営理論)】R4 第35問 デジタル社会の消費スタイル

今日は、企業経営理論のR4 第33問について解説します。

 企業経営理論 R4 第35問

近年のデジタル社会の進展は、デジタルに慣れ親しんだ世代を中心に、それ以前の世代の生活者とは異なる消費スタイルを形成しつつある。このような今日の新たな消費スタイルを特徴づける記述として、最も適切なものはどれか。

ア 移り気で気まぐれなソリッド消費

イ カタチあるモノに対する執着

ウ 消費を通じての一貫したアイデンティティの形成

エ 脱物質主義

オ 長期的な所有を通じた商品やブランドへの愛着や安心感の獲得

 

解説

デジタル社会の消費スタイルに関する問題です。

それでは、選択肢をみていきましょう。

選択肢ア:誤りです。移り気で気まぐれなのは、ソリッド消費ではなく、リキッド消費です。デジタル社会の進展により、ソリッド消費からリキッド消費へと変化してきています。
よって、この選択肢は×です。

選択肢イ:誤りです。デジタル社会の進展により、カタチあるモノへの執着は薄れてきています。音楽CDからサブスクリプション型サービスへの変化や、紙の書籍から電子書籍への変化が典型例です。
よって、この選択肢は×です。

選択肢ウ:誤りです。若者は様々な対象に興味があり、その場その場で何が好きかというアイデンティティも変化しています。
よって、この選択肢は×です。

選択肢エ:その通りです。選択肢イでも触れたとおりです。また、モノよりも経験を重視する傾向が強まっていることも、脱物質を加速させています。
よって、この選択肢は〇です。

選択肢オ:誤りです。カーシェアリングの普及など、長期的な所有より一時的な使用に価値を見出す傾向があります。
よって、この選択肢は×です。

以上から、正解は選択肢エとなります。

 

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