【過去問解説(経済学)】H24 第1問 景気指数・景気動向指数

今回はH24年第1問の景気指数・景気動向指数に関する問題について解説します。

H24 経済学 第1問

内閣府の景気動向指数において、先行系列の経済指標として、最も適切なものはどれか。
ア 機械製造業者が受注する設備用機械の受注状況を調査したものである「実質機械受注(船舶・電力を除く民需)」
イ 生産された製品の出荷動向を総合的に表した指標である「鉱工業生産財出荷指数」
ウ 生産量と生産能力の比から求めた指標である「稼働率指数(製造業)」
エ 設備投資を、投資主体の資産増加として実現した段階でとらえたものである「実質法人企業設備投資(全産業)」

解説

景気動向指数の問題です。

景気動向指数の系列は残念ながら覚えておくしかありません。

 

覚えるにあたっては、単純に全て暗記しようとすると大変ですので、それぞれの指数がなぜその系列なのかということを理由とセットで覚えると覚えやすくなります。

 

まとめシートでは、一景気動向指数をまとめた表に、それぞれの指数がなぜその系列なのかという理由を吹き出しで付けていますので、参考としていただけると幸いです。

 

それでは今回の問題の場合を考えていきましょう。

 

先行系列の経済指標が問われています。

選択肢アの実質機械受注は、モノを作る前にそれを作るための機械の需要が増えるため先行系列です。よってこの選択肢は〇となります。

念のため残りの選択肢も見てみましょう。

選択肢イの鉱工業生産財出荷指数は一致系列です。「出荷」とつく系列はモノを生産すると同時に出荷するため、一致系列という形で覚えると良いでしょう。

選択肢ウの稼働率指数(製造業)は知らない方も多いかと思います。もしわからなくても正解は明らかにアと確定できるので、わからない場合もスルーして大丈夫です。
ちなみにこの稼働率指数は以前は使われていた一致系列の景気動向指数でしたが、現在は使われていないものです。

選択肢エの実質法人企業設備投資(全産業)は、結局設備投資が増えたのかどうかを表す指標で、設備投資が行われてから資産として勘定される前にはタイムラグが存在するため遅行系列に分類されます。

以上から正解は選択肢アとなります。

 

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