【過去問解説(経済学)】R2 第16問 生産関数

今日は、経済学のR2 第16問について解説します。

R2 経済学 第16問

下図は、資本量を一定とした場合の労働量と生産量の関係を示した総生産物曲線である。また、労働量と労働の限界生産物との関係は、労働需要曲線として描くことができる。
総生産物曲線上の点 A、点 B、点 C と対応関係にある労働需要曲線として、最も適切なものを下記の解答群から選べ。

 

解説

生産関数に関する問題です。
本問では、労働量と生産量の関係について求められています。

まず、問題のグラフを見てみますと総生産物曲線は、労働量が増加するにつれてグラフの傾きがゆるやかになっています。
このように徐々に限界⽣産性(総生産物)が低下することを収穫逓減(しゅうかくていげん)といいます。

まとめシートでは、生産関数について以下の通りまとめています。

それでは選択肢をみていきましょう。
労働投入量が増えるほど、限界生産物が低下しているので、二つの関係は右下がりのグラフで表されます。

以上から、正解は選択肢アとなります。

 

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