【過去問解説(財務・会計)】R5 第21問 市場リスク(CAPM)

今日は、財務・会計のR5第22問について解説します。

 R5 財務・会計 第22問

市場リスクに関する記述として、最も適切な組み合わせを下記の解答群から選べ。

 a 外貨建取引の場合に、為替レートの変動で損益が生じるリスク
 b 貸付先の財務状況の悪化などにより、貸付金の価値が減少ないし消失し、損害を被るリスク
 c 債券を売却するときに、金利変動に伴って債券の市場価格が変動するリスク
 d 市場取引において需給がマッチしないために売買が成立しなかったり、資金繰りに失敗するリスク

〔解答群〕

ア aとb

イ aとc

ウ aとd

エ bとc

オ bとd

 

解説

市場リスク(CAPM)に関する問題です。

まとめシートではSHEET17で以下の通り解説しています。

市場リスクとは「市場に参加するあらゆる企業に関係するリスク」です。

また、市場リスクはシステマティックリスクとも呼ばれ、分散投資でリスク分散することができません。

一方で、アンシステマティックとも言われる個別リスクは、分散投資によってリスクを低減させることが可能です。

 

それでは選択肢をみていきましょう。

aの為替レートの変動による為替リスクは、取引を行う国内のあらゆる企業が影響を受けるので市場リスクだと言えます。

bの貸付先の財務状況の悪化などの取引のリスクは、個別企業の取引におけるリスクになるので市場リスクにはあたりません。

cの金利変動に伴って債券の市場価格が変動するリスクは、金利リスクと呼ばれ金利水準の変動によりあらゆる企業が影響を受けるため市場リスクになります。

dの市場取引の不成立や資金繰り失敗によるリスクは、個別企業の証券取引や財務上のリスクになるので市場リスクにはあたりません。

以上から、aとcが市場リスクに該当するため正解は選択肢イとなります。

 

 

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