【過去問解説(運営管理)】H26 第31問 インストアマーチャンダイジング

今日は運営管理のH26第31問について解説します。

H26 運営管理 第31問

インストアマーチャンダイジングに関する次の文中の空欄AとBに入る語句の組み合わせとして、最も適切なものを下記の解答群から選べ。
客単価を上げるためには、インストアマーチャンダイジングを実践することが有効である。たとえば、[ A ]ためにはマグネットポイントの配置を工夫することが重要である。また、棚の前に立ち寄った客の視認率を上げるためには[ B ]ことが重要である。
[解答群]
ア A:買上率を高める    B:CRM を実施する
イ A:買上率を高める    B:プラノグラムを工夫する
ウ A:客の動線長を伸ばす  B:CRM を実施する
エ A:客の動線長を伸ばす  B:プラノグラムを工夫する

解説

今回は穴埋め問題です。

それでは、早速各空欄を見ていきましょう。

空欄Aにはマグネットポイントの目的が入ります。
マグネットポイントとは、顧客にとって魅力的な商品を置くことで、マグネットという名前の通り、磁石のように顧客を引き付ける効果を狙ったものです。
通常は店の通路の突き当りなどに置き、顧客を引き付け、顧客の動線を長くする効果を狙っています。

そのため、空欄Aには「客の動線長を伸ばす」が入ります。

次に空欄Bについてです。

棚の前に立ち寄った顧客に対する施策が問われていますが、選択肢にあるCRMとは、Customer Relationship Managementの略で、顧客の情報を統合的に管理し、顧客満足度や顧客ロイヤルティを向上させるための施策ですので、棚の前に立ち寄った顧客に対して有効な施策とはいえません。

プラノグラムとは、POSデータを元に棚のどの位置に何フェイス置けば良いのかを決めるものですので、空欄Bには「プラノグラムを工夫する」が入ります。

以上から、正解は選択肢エとなります。

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